あなたはどのタイプ?シミの種類と特徴。増やさないための対策とは?

スキンケア

あなたはどのタイプ?シミの種類と特徴。増やさないための対策とは?

シミの種類

シミはメラノサイト(色素細胞)がメラニンを過剰に生成している状態のことです。

そして、外部刺激などの様々な要因で肌のターンオーバーがうまく機能しなくなり、肌の内部にメラニンが蓄積してシミとなって現れます。

多くの女性を悩ませるシミですが、シミにはいくつか種類があり、その原因も様々です。

老人性色素斑

シミに悩む女性の多くは、この老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)タイプになります。

シミの大きさは直径およそ数mm~数cm程度で、円形に近い形をしているのが特徴です。紫外線が当たりやすい頬の高い位置や肩、腕に手の甲などに特にできやすいシミです。

加齢と共に現れることが多いですが、紫外線の影響が大きいので長年浴び続けてきた人ほどできやすく、年齢にかかわらず紫外線対策をしっかりとすることがとても大切です。

肝斑

肝斑は頬骨・目の周りを中心に左右対称にあらわれるのが特徴で、はっきりした輪郭をもたず、ぼやっと薄褐色のシミが広がるので、顔色がすぐれないような印象に見えるケースもあるタイプです。

女性ホルモンの影響を受けやすいので、妊娠中に現れることがあります。また紫外線を浴びることでシミが濃くなったり、範囲が広がったりする恐れが。

厳密な発生のメカニズムについては、実はまだはっきりとしていないのですが、高齢となって閉経を迎えるとシミが薄くなったり消えたりすることから、女性ホルモンのバランスが関わっていると考えられます。

そばかす

そばかすは正式には「雀卵斑(じゃくらんはん)」といい、遺伝的な要素が大きいとされています。

日本人でなく白人の方や、生まれつき肌の色が白い方にできやすく、思春期頃に濃くなるという傾向があります。

大人になると薄くなるといわれていますが、体質や生活環境によっては、そばかすが濃くなってしまうことも。そばかすができやすい方は、たとえ思春期を過ぎたとしても十分な対策を心がけることが大切です。

シミを増やさない!今すぐできる対策って?

紫外線に気をつける

シミの最大の原因は「紫外線」です。どんな種類のシミやそばかすも紫外線を浴びることで悪化するのは間違いありません。

紫外線は4月から9月が最も強いですが、実は、曇りや雨の日も、UVA(紫外線A波)・UVB(紫外線B波)ともに、意外と多くの量の紫外線が一年を通じて降り注いでいるのをご存知でしたか?

12月から2月にかけては紫外線量は少ない季節なので油断しがちですが、シワやたるみに影響を及ぼすUVAは、季節による変動が少なく常に降り注いでいます。

UVAは肌の深部まで到達し、コラーゲンやエラスチンなどの弾力線維にダメージを与えてしまうので、シミだけでなくシワやたるみの原因にもなります。

ですので、紫外線対策は季節に惑わされずに年中気をつけて行うことが大切です。

肌のターンオーバーを正常に整えよう

ターンオーバー=肌の生まれ変わり。

古くなった皮膚が角質として剥がれ落ち、底にあった新しい皮膚が表に出てくるサイクルのことを指します。

くすみやシミのない健やかで美しい肌を保つには、ターンオーバーのサイクルを正常に整えることが大切です。

過剰に生成されたメラニンは、ターンオーバーによって垢(あか)とともに排出されていきます。通常であれば30日前後といわれるターンオーバーのサイクルですが、加齢によってこのサイクルが少しずつ遅くなってしまいます。

また、ダイエットや偏食による栄養不足、肌の乾燥も要注意!ターンオーバーが乱れる原因です。

普段から睡眠や食事、スキンケアなど、生活習慣を改善するように心がけて、ターンオーバーを促進させてください。

シミやそばかす対策は早めの対策としっかりと継続してケアすることが大切です。

正しくケアをすることによって改善・予防ができるので、諦めずに毎日のケアを続けるようにしてみてくださいね。

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