口臭をセルフチェックするには?その方法
口臭は、自分のニオイが自分では気付きにくいという悩みがありますよね。
これは、人というのは普段慣れたニオイには気付きにくいもの。
きつい口臭は、「他人が不快に思ってしまうニオイ」。自分に口臭があるかどうかを知るためには、親しい人に嗅いでもらうのが早いですが、なかなか難しいかと思いますので、以下の3つの方法で実際に自分の口臭をチェックしてみましょう。
コップを使って確認する
コップの中に自分の吐いた息をフタをして、深呼吸してからにおいを嗅いでみてください。きつい口臭が気になっている人にはかなり有効なチェック方法です。
ビニール袋でも可能ですが、その際は袋にニオイのない物、なるべく小さな袋を使ったほうが確認しやすいです。
舌を確認する
健康な人の舌の色はピンク色をしていますが、口臭がある可能性の人の舌の色は黄色や白くなっている場合があります。
ティッシュなどで優しく舌を拭き取ってみて、ニオイを嗅いでみましょう。
フロスや歯間ブラシで確認する
フロスや歯間ブラシを使った後に、そのニオイを嗅いでみてください。
それがクサイと感じる場合は、口臭がある可能性もありますし、虫歯や歯周病の場合もあるので歯科医院を受診するようにしましょう。
これら3つの口臭セルフチェックをしてみて、自分の口臭がクサイなと思うのであれば適切な対策が必要です。
口臭を防ぐための3つのポイント
毎日の歯磨きを丁寧におこなう
口臭を防ぐ為にも毎日の歯磨きはとても大切。
食べ物の残りかすや歯垢(細菌の塊)などの汚れをしっかり取り除きましょう。
特に歯垢の残りやすい奥歯の噛み合わせや、歯と歯茎の境目、歯と歯の間も丁寧に歯磨きしましょう。
ただし、歯ブラシだけで取り除ける歯垢は全体の60%ほどなのでデンタルフロスや歯間ブラシをあわせて掃除するようにしましょう。
マウスウォッシュを使う
マウスウォッシュは口の中をさっぱりしてくれるだけでなく、口臭の原因を洗浄・除菌して口臭を防ぐ効果があります。
睡眠中は唾液の分泌が減少し、細菌が繁殖しやすいので、就寝前に使用するのもおすすめ。
舌苔を取り除く
口の中の細菌は歯にだけ住みついているわけではありません。
舌には「舌乳頭」という細かい無数の突起があり、この突起の間に細菌の住処があり、食べ物の残りかすや口内の古くなった粘膜を餌にしています。
これらがこびりついている「舌苔」を取り除いてあげることも口臭予防では大切です。
歯ブラシや舌ブラシなどを使い、奥から手前にゆっくりと優しく動かして掃除しましょう。
舌はデリケートなので、あまり力を入れすぎたり過度にやりすぎないように1日1回を目安に汚れが気になった時に行う程度で十分です。
「もしかして自分の口臭はクサイんじゃないか…」そう気になるものですが、日々の丁寧なブラッシングやオーラルケアを行い、清潔に保つようにしていればあまり気にする必要はありません。
虫歯や歯周病などが原因と考えられる場合は、歯科医院を受診するようにしましょう。