流行りの腸活とは?一体何をすればいいの?
最近テレビやSNSでよく目にする腸活。
そんな話題の腸活ですがその効果や、何をすればいいもかわからない人もきっと多いはず。
そこで!今回は腸活って具体的に何をすればいいのか、その方法をご紹介しますね。
腸活とはズバリ!腸を動かすこと
腸活とはズバリ!簡単に言えば腸を動かすことです。
とはいっても、腸を動かすってどうすればいいのでしょうか?
そのやり方には3つあります。
この3つはどれか1つが欠けてしまっても、うまくいかないんです。
ベースとして、まず体を動かす運動を行い、
次に腸内細菌を整え、
そして食物繊維をたくさん摂取することです。
それでは順に詳しく説明していきますね。
まず、「運動」ですが、運動で体を動かすと腸の動きが活性化していきます。
例えば、お腹の手術を受けた人は一度は経験したことがあるかもしれませんが、病院で手術を受けた次の日からリハビリとして歩くように言われたことはありませんか?
傷口が痛むのにリハビリとして歩くということは、本来の腸の動きを取り戻したいからです。
腸活や便秘解消などの為には、食生活に気をつけるだけでは十分とは言えません。
運動によって、カラダの外側から腸に刺激を与えることができます。
体を動かして腸を活性化させる事によって、腸内環境を整えるための第一歩となります。
次に大切なのが、「食物繊維を摂取する」こと。
腸内細菌を整えるにはこの2つの役割が重要になります。
腸内細菌を整える為には、腸内細菌を外から摂る「プロバイオティクス」、
そして、腸内細菌を腸で育てる「プレバイオティクス」という2つの方法が必要です。
プロバイオティクスとプレバイオティクスという2つの言葉、なんだか難しい言葉がでてきたな…と思われる方も多いかと思います。ですが、詳しく説明していきますのでご安心くださいね。
まず、腸内細菌を外から摂る「プロバイオティクス」というのは、ヨーグルトやキムチといった発酵食品を食べたり、乳酸菌サプリを摂取したりすることが該当します。
ただ1つ注意しなければいけないのは、これらの多くはカラダに定着しづらく、数時間でカラダの外に出て行ってしまうので継続して摂取することを日々習慣化するのが大切になってきます。
一方、腸内細菌を腸で育てる「プレバイオティクス」は腸内細菌のエサである「食物繊維」を摂取することで腸内細菌を養うことができます。
そして、食物繊維には腸の動きを活性化させる働きもあるので、冒頭で説明しました「腸を動かすこと」とも繋がってくるのです。
食物繊維は2種類に分類されるってホント?
実は食物繊維にもタイプがあるのをご存知でしたか?
食物繊維は大きく分けて「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」に分けることができます。
今までは食物繊維は総量、つまり沢山摂取することが大切とされていましたが、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維では体に与える影響が異なるので栄養指導の観点からはこれらを分けて考えることが重要と言われるように。
水溶性食物繊維はわかめなどの海藻類、オクラや納豆などに多く含まれており、
不溶性食物繊維はパセリ、ブロッコリーやごぼうなどに多く含まれています。
腸活のために、これらの食材のバランスを意識して食べるようにしましょう。