毛穴の開きが気になる…原因と対策方法

鼻や頬の気になる毛穴の開き…角栓ができたり、ファンデーションなどで毛穴がより目立ってしまうなんてことも。

「毛穴レスな肌になりたい！」と言う女性も多く、毛穴トラブルは大きな悩みの1つですよね。

まずは毛穴が開いてしまう原因を把握し、きちんと対策することが大切です。

間違った毛穴ケアをしてしまうと、毛穴の開きを悪化させる要因になってしまうので、正しいケア方法を覚えて自信がもてる毛穴レスな美肌を目指しましょう。

顔の毛穴は、身体と比べると皮脂腺が大きく発達している為、どうしても目立ちやすく、毛穴の開きは肌の奥から伸びる体毛を包む毛包管が、肌表面で開いたもののことです。

特に、顔は毛穴の数が多く、毛包管も皮脂腺も大きいのが特徴です。

毛穴が開く原因は様々で、肌の乾燥や過剰な皮脂分泌、紫外線、食生活、加齢、ストレスなど人によってもその原因は違うかと思います。

ご自身のお肌の状態と比較して詳しい原因や対策をチェックしてみてください。

乾燥肌

肌のいちばん外側にある角層から水分が失われると、カサカサで角質層が厚くなり、肌の表面がゴワゴワして硬くなっていきます。

そうすると、外的刺激(紫外線や雑菌など)から肌を守る「バリア機能」が低下してしまいます。

結果、肌はカサカサの砂漠のような乾燥状態になり、肌のキメが乱れ、皮脂を過剰に分泌させて毛穴が目立ってくることになります。

脂性肌

思春期から増え始める皮脂の分泌量は、20代前半でピークになり、オイリー肌とも呼ばれる「脂性肌タイプ」の人は、生まれつき皮脂腺が大きく毛穴の開きが目立ちやすいといわれています。

また、栄養の偏った食生活や気温の上昇など、さまざまな要因が重なって皮脂の分泌量が過剰になり、皮脂によって毛穴の出口が押し広げられてしまいます。

皮脂は本来完全に悪いものではなく、汗と混ざり合って皮脂膜になり、肌の乾燥を防いでくれるものですが、分泌が過剰にされると、ベタつきやニキビといった、肌トラブルの原因になってしまいます。

たるみ肌

毛穴は本来、丸い形をしているのですが、主に加齢などで肌がたるんでしまうことによって、頬の毛穴がタテに伸びて目立つようになってしまいます。

肌のベースとなる真皮のコラーゲンやエラスチンが加齢によって減少してくると、毛穴が下へ広がってしまうのです。

頬を引っ張ると毛穴が目立たなくなる場合は、たるみが原因かもしれません。

一度開いてしまった毛穴でも普段のスキンケアを正しく続けていけば、改善は期待することができます。

毛穴もいわゆる「くぼみ」ですので、そのくぼみに汚れをためないよう、また広がらないようにする対策が必要という訳です。

メイクや汚れが肌に残った状態だと、それが皮脂や古い角質と混ざり合い、毛穴の中に蓄積されます。

それがいわゆる「詰まり毛穴」となり、そのまま放置しているとブツブツとしたイヤな黒ずみ毛穴になるのです。

その日の汚れはその日にきちんと洗い流す！クレンジングや洗顔は毛穴ケアの大切なポイントですが、必要以上にゴシゴシと肌をこするように洗ったり、過度に何回も洗ったりするのは禁物。

クレンジングをする時は、ホットタオルなどで肌を温めると毛穴が柔らかくなるので、汚れが落ちやすくなりオススメです。

洗顔をする時は、手を逆さにしても泡が落ちないくらいまでしっかりと泡立て、たっぷりの泡で優しく丁寧に洗い上げてください。

もし、肌のザラつきが気になるという時は、クレンジングや洗顔に加えて、古い角質を穏やかに落とす酵素洗顔やクレイマスク、ピーリング美容液などをプラスしてみるのもオススメです。

乾燥を防いで角層のバリア機能を保つには、優しく丁寧な保湿ケアがとても大切です。

洗顔後の肌は、毛穴が開いてどうしても無防備な状態になっているので、化粧水で毛穴をキュッと引き締め、潤いを与えるように心がけ、乳液やクリームなどで必要な油分を補うことを忘れないようにしてください。

それでも乾燥が気になる時には、美容液やクリームなどをプラスしてあげましょう。

毛穴の開きを気にする女性は多いですが、毛穴は皮脂を生み出し、お肌を守る大切な器官の1つです。ご自身のお肌の状態をチェックして、正しい毛穴ケアに取り組んでください。